2019-01-01から1年間の記事一覧

pattirudonアルゴリズムのオーダー

pattirudon氏のアルゴリズムについて - oupoの日記 このアルゴリズムのオーダーを調べます。 つまり、線形な遷移で決まっている疑似乱数で、状態から乱数は足し算で決まっているものとする。 このとき乱数値からseedを復元するアルゴリズムを考える。 ただし…

pattirudon氏のアルゴリズムについて

背景 ポケモンソード・シールドのレイドバトルと呼ばれるイベントではxoroshiro128+という疑似乱数を使ってモンスターを生成している。 これについて、セーブデータを抽出せず、ゲームのプレイから得られる情報からxoroshiro128+の乱数の種を復元できないか…

ゲームボーイのポケモンの疑似乱数

疑似乱数アルゴリズム、「pokemon rng ffd3」で検索したら出てきた。 http://tasvideos.org/GameResources/GBx/PokemonGen1.html http://wiki.pokemonspeedruns.com/index.php/Pokémon_Red/Blue/Yellow_DSum_Manipulation 乱数生成のたびにIOレジスタの一つ0…

線形合同法とp進整数と縮小写像

を素数,を正整数,を整数とする. を $$f(x) = a x + b$$ で定める. 命題1 がの倍数であると仮定する. このとき次が成立する. の不動点,すなわち $$f(x) = x$$ を満たすが存在する. の不動点は一意である. 任意のについて次で定義される数列: $$ x_n …

筆者: oupo (連絡先: oupo.nejiki@gmail.com)