孵化と個体決定前の1消費の誤解の話
※ 一応一通り検証したつもりですが間違っている可能性があります
- (確率 <= (通常乱数 * 100 / 0xffff))のとき卵が生まれる
- 変わらずの石を持たせている場合(通常乱数 < 0x7fff)のとき性格遺伝。性格を遺伝するときMTでその性格が出るまで性格値を生成し続ける
- パワー系を持たせている場合、3つの遺伝箇所の一箇所目として扱う。(残り2箇所の遺伝箇所がパワー系の箇所と重ならないように決定される)
- パワー系を両親ともに持たせている場合、(通常乱数 % 2)が1のとき前親、0のとき後親を優先
ちなみにタマゴ受け取るとき個体値決定直前に1消費という情報は嘘のようです。初期seedをseed[0]としてseedがseed[n]のときに決定した個体値はPHSなどのツールで出力したリストのn+1番目のものになるから勘違いしたのが広まったのだと思います。
じゃあもしかして?と思ったらシント遺跡のイベントで1消費っていうのも嘘みたい。
ちなみにPHSでウツギ博士の電話の内容のリストのn番目の内容を聞き終わった直後のseedはseed[n]でありseed[n+1]ではありません。(ついでに言うと聞く直前のseedはseed[n-1]です)seedがseed[n]の状態で乱数を生成すると(seed[n+1] >> 16)が乱数の値になるってところが誤解を生むポイントですね。
じゃあなぜ固定シンボルの場合はこういうことになってないのかと調べてみたら、PHSは固定シンボルの場合リストのn番目でseed[n]のときの個体を表示するようです。混乱を招くので一つのツールの中ではリストのn番目はseed[n]のときに決定される個体なのかseed[n-1]のときに決定される個体なのか統一するべきですね。とはいっても今更直すとさらに混乱を招くことになるのでなかなか直せないでしょうけど...